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離婚・ひとり親

母子家庭でも、私立中学にいける?2021年3月現在


厚生労働省の調べで、シングルマザー・母子家庭の平均年収は約243万円と言われています。
母子家庭だからと、質の高い教育まで諦めてしまいそうになることもあるかもしれません。
残念ながら…私立高校の授業料の援助はあっても、私立中学校の援助はない。
とすると…<中高一貫教育の学校は選べない?>

私立中学の年間の学費を50万~70万として…
平均年収の270万だと、約1/4や1/5が学費に消えてしまう計算になります。
また、入学当初は入学金や制服代・用品代・教科書代・定期代等なにかと出費がかさみます。
これは、かなりの痛手となりますよね。

そんな時、助けとなるのが…私立中学の特待制度
ここを目指せたら、母子家庭でも私立中学に通える可能性はあります。
成績優秀者やスポーツ・芸術の才能を認められた子ども対象
(※奨学金制度もあり 給付なら返金なし 貸与なら返金あり)

特待生の内容は↓学校によって違うため、それぞれ調べる必要があります。
・入学金の免除
・学費の全額免除
・学費の半額免除

特待生資格を持ち続けるためには、優秀な成績を維持することが条件になります。
入学時に6年免除が決まることもあれば…免除期間は3年か1年か…
途中で嫌になって成績が落ちる。又プレッシャーでしんどくなる可能性もあります。
学校によっては年度ごとに審査が行われるため、特待生扱いが続かない可能性が出てきます。特待生でなくなれば、その後は通常の授業料を負担することになりますので、ある程度の蓄えはやはり必要にはなってきます。

とは言え、この制度を利用すれば、「賢いのに、金銭的な理由で希望の学校を受験すらできなかった」ということは、免れそうですね。

受験には、塾通いにお金がかかることも考慮しつつ…塾代を最低限にして、特待制度を上手に活用されているご家庭もあります。このあたりは、バランスを見ていきたいところ。
私立中学は公立中高一貫や国立中学に比べて入試が早く終わるため、僅かでも費用を節約でき、特待生となれば何かとお金のかかる初年度、入学金や学費の心配なく、通わせることが可能かもしれません。また公立中学の場合、高校受験がありますが中高一貫校なら、中学時代の塾代の節約にも繋がります。

ホームページには記載していない場合もあるので、入試説明会や募集要項 要チェックです。
枠の設け方や採用人数も異なるため、1校1校調べる必要があります。
※特待生枠の入試と一般入試を分けている学校もあるようです。
最初から諦めずに、志望校などを一度調べてみてくださいね。

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