A&S ママメイト優 百人百色の活きた子育て ~実は簡単だった子育ての極意~

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病気・怪我・薬

薬の飲み方 食間って正しくはいつ?


今日は、お薬の基本的な情報をお届けしたいと思います。まず、今日のテーマ「食間」って正しくはいつ?の答えの前に…それぞれの立場のリスクから…

<妊娠中>
母体から胎盤を通して、胎児の血液中に入る可能性有。胎児は体が未熟なので、上手に排泄できません。胎児が尿として羊水に出した薬は、再び羊水から胎児の体内に戻るとも言われています。妊娠4週から7週前後の絶対過敏期は、重要な器官が(心臓・消化器官・神経など)作られるので特に注意!妊娠8週から16週前後の相対過敏期・比較過敏期も胎児によっては器官形成がずれ込むこともあるので薬の服用は慎重に・・・

<授乳中>
ごくわずか母乳中の分泌されると言われています。妊娠中に比べると格段に少ない。

<子ども>
体が未発達なので、分解能力・排泄能力が低いです。大人より薬の影響を受けやすい。

<高齢者>
腎臓・肝臓機能が低下していたり、慢性的に多くの薬を服用していることが多いので、飲み合わせに注意。体内に留まる時間が長くなるので副作用リスク高くなる。

<アルコール量多い人>
お酒をよく飲む人は、肝臓の代謝機能が高まっているので薬の効きが悪くなります。ただし、反対にアルコールの摂りすぎで肝臓機能が低下していると、薬の効果が強く出てしまいます。

<喫煙者>
酵素を活性化するために、代謝されやすくなります。なので、アルコール同様、薬の効きは低下します。

~ではいよいよ、今日のテーマに移りましょう~

「食前」「食後」「食間」という服用時間。

食前は、食事の30分前ぐらいを目安に服用。
食後は、胃の中に食べ物が残っている時に服用。
(30分ぐらい目安)

食間は…食事の最中と思っているママ友がいました!違いまぁす(笑)
正しくは…食事から2時間ほど後の空腹時です。

空腹の状態だと吸収しすぎる薬や、胃の粘膜を保護する薬は食間に飲むようになっています。笑っている私も…昔はちゃんと理解せず、「食前」のお薬は、食べる直前・「食後」は食べ終わってすぐに服用していました。意外とわかっているつもりでも、正しく理解できていないことは多いですね。

お薬は「お水」か「ぬるま湯」が鉄則ですよ~

飲み合わせによっては、効果が薄れたり副作用が強く出たりするので注意です。そのあたりは…↓
「薬を珈琲・紅茶・牛乳などで飲んじゃダメ!」でいろいろな薬と飲み物の組み合わせリスクをご紹介していますので、参考になさってください。