A&S ママメイト優 百人百色の活きた子育て ~実は簡単だった子育ての極意~

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病気・怪我・薬

子どもの予防接種


子どもが生まれたら…予防接種のラッシュで、かわいそうなぐらい注射が続きますね。そして、ひと段落したら…今度は小学生に予定されている接種を忘れてしまう~なんてこともあります。

そこで今回は、子どもの予防接種について書いていきます。

タイミングとしては、生後2か月になった日から、できるだけ早く始めることが推奨されています。何故なら、生後2か月というと…お母さんからもらった免疫が減ってきてしまう時期なのです。そこで予防接種のタイミングは、感染症にかかりやすい年齢をもとに定められています。時期を守っていくのもとても大切なことなのですね。ここで、だいたいの接種時期の目安を載せておきます。

参考までに…ワクチンには、生ワクチンと不活化ワクチンがあります。
☆生ワクチン…弱毒化した生きた菌体を接種させるため、高い抗体価を得るが、毒性が高いので接種間隔は1ヵ月以上あける必要がある他、妊婦さんへの接種は禁忌とされています。
生ワクチンは、ロタウイルス・BCG・MR・水痘・おたふくなどです
☆不活化ワクチン…毒性が弱く、接種間隔は1週間で良いとされています。妊婦さんもOKです。
(追記・現在は次の接種まで期間をあけなくてよくなりました)
ヒブ・肺炎球菌・B型肝炎・4種混合・日本脳炎・HPV


<定期接種>
Hib      ①2ヵ月 ②3ヵ月 ③4ヵ月 ④1歳
肺炎球菌   ①2ヵ月 ②3ヵ月 ③4ヵ月 ④1歳
B型肝炎   ①2ヵ月 ②3ヵ月 ③8ヵ月
四種混合   ①3ヵ月 ②4ヵ月 ③5ヵ月 ④1歳
BCG      5ヵ月~8ヵ月
ロタウイルス  0歳の間に2~3回
MR       ①1歳 ②6歳(小学校就学前の1年間)
水痘       1歳の間に2回(3ヵ月以上はあける)
日本脳炎    ①3歳で2回、②4歳(第一期追加接種) ③9歳~13歳(第二期接種)
HPV       6年~高校1年(女子のみ)
<任意接種>
おたふく     ①1歳以降早期 ②6歳(小学校就学前の1年間)
インフルエンザ 0歳~接種可能(2回 4週あける)
ムンプス     1歳
A型肝炎     1歳から接種可能
髄膜炎菌     2歳から接種可能
※おたふくなどは、一部費用の負担をしてくれる地域もあります。

このスケジュール通りいくと、いくつかを同時接種することになります。初めは、そんなにたくさんのワクチンを一度に接種して大丈夫?と心配になりますよね。そこで検索してみると…「免疫学的な理論では同時に100000本のワクチンが可能」だとか!!驚き!というより「本当?」ともう一度聞き返したくなる数字ですね。「体が反応すると抗体ができるので、同時に打っても別々に打っても抗体のでき方に差がなかった」という研究報告もあるそうです。そう聞くと、少しは安心材料になるかもしれませんね。4種類あると、右腕に2つ左腕に2つ…という具合です。単独ワクチン同士、2.5センチ離れていると良いそうです。予防接種はややこしい為、スケジュールを病院が管理してくれるところもありますので、思い切って任せてみましょう!また母子手帳アプリもありますので、そちらを活用されている方も増えてきていますね。

にしても…小さい子どもに何本も針を刺すのは可哀そうですが、ここは母子ともに我慢ですね。

そして以前、ロタウイルスは任意でしたが、2020年の10月から定期接種の仲間入りをしたようです。コロナの影響で病院に行くリスクを避けるため、接種が遅れている家庭もあると聞きます。
また、小学校就学前に接種するMR(風疹麻疹)とおたふく、そして9歳以降の第二期日本脳炎ワクチンは忘れてしまいがちですね。この機会に、一度母子手帳を見直してみるのも良いかもしれませんね。