今までコロナは、子どもに感染しにくいと言われていました。それが…状況が変わってきています。変異株が主流になっている大阪では、子どもの感染数も増えています。4月21日までで、府内にある180の府立学校のうち、29の学校がコロナ感染の影響で休校になりました。4月だけで、前年度の約3分の1に達していたそうです。府立でこの数、その他の学校を含めると、もっと数は多くなります。最多ペースで休校する施設が増加。大阪市では、4月に入ってから学校活動がある日、毎日どこかの学校が休校になっています(大阪市コロナによる休校)またクラスターで言うと…豊中市の市立小学校では教職員22人の感染が確認、児童875人にPCR検査を実施すると、12人が陽性だったとのこと。陽性率は1.5%。大半が変異株だったそうです。またクラスターは、大阪だけにとどまらず、他地域でも確認されています。
10歳未満の子どもにおいて、「変異株は従来型の5倍の感染力」との記事もありました。4月16日時点と、現在と少し時差はありますが、変異株の感染者、10歳未満が14.5%、10代が11.8%、つまりは全体の26%が未成年者の感染ということになるのです。東京の10歳未満の感染及びクラスターについては、新型コロナ変異型 スーパースプレッターがこんなに居た!をお読みください。
我が子の学校では、プール授業も始まりました。イギリス型に加え、インド型が懸念されつつある中、学校生活や休みになっていない運動系の習い事が「このままで大丈夫なのか?」少し心配になるところです。
子どもたちは、ワクチンすらありません。2021年5月8日現在、ファイザーでも16歳以上しか接種できません。変異株で子どもが対象になった時、どのようにして子どもたちを守っていくのか?共働き家庭や、貧困家庭の給食問題など、いろいろあるとは思いますが、早めの対策がカギとなりそうです。
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