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病気・怪我・薬

変異株 パパママ世代も重症化 大阪 医療受けられず自宅等で17人死亡


5月11日時点の重症者数は、過去最多の1176人。4日連続で更新しています。第3波の時は300人台から1000人を超えるまで2ヵ月余りでしたが、今の第4波は、300人台から1000人を超えるまで1ヶ月あまりと、倍のペースで増えています。

今日は、以前からお世話になっているお医者さんからいただいた情報を、皆様にシェア致します。(40代の医師)ご本人のコロナ感染後の体験談を、簡単な経過にまとめてみました。

(〇日目は、おおよそです。)
0日目 コロナ感染発覚
1日目 熱と軽い咳のみ(解熱剤で対処)
3日目 38℃台の熱が続く 食欲が落ちる 水分OK
5日目 入院 熱が悪化 水分もとれず
10日目 ステロイド&酸素吸入開始(その後解熱 食欲少し戻る)
17日目 動くと酸素濃度が低下、酸素吸入続く
20日目 ステロイド終了
21日目 退院⇒自宅療養に切り替え

お医者さんですら、「ここまで悪化するとは…自分でもビックリ!」「こんなに大変やとは思わなかった」と仰っています。今までは、高齢者に多いとされていた重症化。今や高齢者や基礎疾患がある方だけのリスクではないのです。感染力が従来型より強いことは明らかで、若年・基礎疾患無しでも症状は悪化、「入院が必要になるくらい悪くなる」可能性があるということをわかってほしいとのこと。少しずつ悪くなると、呼吸困難が出ないこともあると言われています。ご本人も、酸素値が下がった時の自覚症状が無かったそうです。テレビなどでも言われていますが、客観的に確認できるように「パルスオキシメーター」を常備しておくことの大切さも訴えていらっしゃいました。

既存株より症状が重くなりやすく、重度の肺炎を発症する可能性が高い変異型コロナ。大阪では、基礎疾患がない20代女性や30代男性の重症化(エクモ)も確認されていますし、基礎疾患のない30代男性・女性の死亡も確認されています。また、40代の重症者もかなり増えていると聞きます。30代・40代と言えば正に子育て世代。他人事として考えていては、取り返しのつかないことになるかも!?そんな危険なところまで、コロナはやってきています。

保健師のママ友からの情報では、「子どもの感染が増えている」「多くは親からの感染」「軒並み家庭内感染で全滅状態」とのこと。感染力が強くなっている変異型は、家庭内感染を免れるのは、難しいとされています。

大阪ではこんな症例もあります。旦那様が感染するも、施設に入れず自宅療養。やっと目途がついた矢先、奥様とお子様の陽性が判明。ちなみに奥様は看護師さん。一般の方より感染対策はしっかりされていたと予想されます。それでも家庭内感染は起こってしまうのです。

呼吸不全が起きても、入院できない…3月以降、入院できず自宅や療養施設で亡くなられた方が17人。今日一日で(5/11)55人の死亡も確認されています。これが大阪の現状です。

東京でも基礎疾患のない20代男性の肺が入院4日で左右共に白い影がはっきりと写っている映像が紹介されていましたね。(昭和大学病院)発症から9日目には酸素投与が必要になったと…

感染者の2割が重症化すると言われる新型コロナウイルス。変異型は「若いから大丈夫」「基礎疾患が無いから大丈夫」「マスクをしているから大丈夫」ではないのです。他の地域で医療崩壊寸前とならないこと…そして大阪の状況が改善することを願うばかりです。

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