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病気・怪我・薬

コロナ変異型は、別のウイルスだと思って!


大阪の現状を知っている筆者からすると、コロナに対する警戒心が少々薄い人が増えちゃった?と感じることがあります。もはや逼迫を通り越している大阪の医療現場。吉村知事は「変異株は既存の従来株とは違うという認識は必要だ」と述べています。重症者ベッド使用率96%(5月10日時点)と報道されていますが、実際は100%を超えています。本来「重症者ベッドを使用するべき人が、転院先が見つからずやむなく中等症ベッドで経過をみている」という患者さんも相当数いらっしゃるのです。危機的状況が続いています。現に、5月9日時点で、重症病床365床に対し、重症者が403人。病床の数より重症者の数の方が遥かに上回っています。また大阪の入院率は10%。つまり、10人に1人しか入院できない現状。救急車を要請しても、病院が見つからず搬送すらしてもらえません。3月1日以降、第4波で自宅や宿泊施設で医療を受けられずに亡くなった方が17名。宿泊施設にすら入れず待機している方も多い…「まさか自分が…」と陽性を知って落胆し、「軽症という言葉に騙されていた」という人もいらっしゃるそうです。ニュースなどでよく聞く軽症。甘く見てはいけません。一度でも酸素吸入を付ける人を中等症、エクモレベルを重症。それ以外は軽症扱いになるのです。後遺症も問題視されています。
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「出かけている人が居るから、自分も良いかなと思って」
「子どもが家だけでは、ストレスがたまるから」
「マスクしているから大丈夫でしょ」
「是が非でもオリンピックをやろうとする国のために、何故一般国民だけ我慢?」
「国民にお願いベースばかりで、何もしない国の言うことは聞けない」
「今更医療逼迫って、国や自治体は一年間何をしていたの?」
「自粛・自粛って、何回同じことやるの?ていう感じです」

各番組で報道されたインタビューの回答です。いろいろなご意見があるかと思います。こんなに大阪の医療体制が大変なことになっていても、国は「緊急事態宣言」を出すだけで、ワクチン以外、逼迫する医療体制に関して、有効な援助や手立ては無し。それが府民の印象です。そのワクチンも「オリンピックのために急いでいる・やっとお尻に火がついた」などと言われています。現在大阪市では、まだ高齢者の予約すら始まっていません。

イギリス株にインド株…インド株は都内で渡航歴がない人でも4人の感染が確認されています。水際対策が、宿泊施設で3日間⇒6日間待機となりましたが、その後の動きを把握できる術はありません。まだまだ海外から見ると、甘すぎる水際対策と言わざるを得ません。自分自身しか、守ることはできないのです。大阪のような逼迫が他の地域で今後起こらないとも限りません。医療資源には限界があります。しっかり対策をしていても感染する方もいらっしゃいます。根拠のない「自分は大丈夫」は…感染してから後悔するには、少し代償が大きいのでは…そのように感じます。

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