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病気・怪我・薬

日医工に業務停止命令


ここのところ、ジェネリック医薬品の信用が危ぶまれる事案が続いています。
最近ではジェネリック大手「日医工」さんの業務停止命令のニュースが、大きく報道されました。(3月3日付け)沢井製薬さん、東和薬品さんと共に大手3社として代表される日医工さん。その企業体制と自主回収の多さには、驚きです。その数75品目。ホームページでは「超品質」というスローガンを掲げている反面、不適切な製造方法は10年以上前から行われていたということですから、本当にそれだけにとどまるのだろうか…本当にこの企業だけのことだろうか…と言うのが一般的な見方ではないでしょうか…
詳しくは、「日医工の現役社員 NHKのインタビュー記事」をご覧ください。

<そもそもジェネリックとは…
医師の指示により、薬局で処方されるお薬。ジェネリック医薬品とは後発医薬品とも呼ばれ、新薬(先発医薬品)の特許が切れた後に他の製薬会社で作られる。新薬と同じ有効成分・品質・効き目・安全性が同等だと国から認められたお薬。開発費がかかる新薬に比べて、低価格になってい
ます。

自主回収された薬の一覧
<2021年1月13日>
アムロジピン錠10mg
アムロジピンOD錠2.5mg
アンブロキソール塩酸塩錠15mg
エチゾラム錠1mg
エバスチンOD錠10mg
オルメサルタンOD錠20mg
オロパタジン塩酸塩OD錠2.5mg
オロパタジン塩酸塩OD錠5mg
カリジノゲナーゼカプセル25単位
カリジノゲナーゼ錠25単位
カリジノゲナーゼ錠50単位
カンデサルタン錠8mg
グリメピリドOD錠1mg
ジピリダモール錠25mg
シメチジン錠200mg
セチリジン塩酸塩ドライシロップ1.25%
テモカプリル塩酸塩錠2mg
ドキサゾシン錠2mg
ドネペジル塩酸塩細粒0.5%
トリアゾラム錠0.125mg
トリメブチンマレイン酸塩錠100mg
バルサルタン錠40mg
ピタバスタチンカルシウム錠4mg
ピタバスタチンカルシウムOD錠1mg
プラバスタチンナトリウム錠5mg「NikP」
プラバスタチンナトリウム錠10mg「NikP」
プランルカスト錠112.5mg
ブロチゾラム錠0.25mg
プロピベリン塩酸塩錠20mg
ベポタスチンベシル酸塩OD錠10mg
ペングッド錠250mg
ベンコール配合錠
メサラジン錠500mg
モンテルカスト錠10mg
ランソプラゾールカプセル15mg
ランソプラゾールOD錠15mg
ロフラゼプ酸エチル錠1mg
ロフラゼプ酸エチル錠2mg

<2020年12月9日>
オフィリン徐放ドライシロップ小児用20%
ランソプラゾールOD錠30mg
リシノプリル錠10mg

<2020年11月9日>
タムスロシン塩酸塩カプセル0.2mg
ニチコデ配合散
バラシクロビル顆粒50%
プラバスタチンナトリウム錠10mg
ホスホマイシンカルシウムカプセル500mg

<2020年9月16日>
メトホルミン塩酸塩錠500mgMT
ジアスターゼ
パンクレアチン

<2020年7月31日>
ゾレドロン酸点滴静注液4mg/100mLバッグ
リネゾリド点滴静注液600mg
レボフロキサシン点滴静注バッグ500mg
レバミピド顆粒20%

<2020年5月18日>
イフェンプロジル酒石酸塩錠20mg
オキサトミド錠30mg
オルメサルタンOD錠40mg
オロパタジン塩酸塩OD錠5mg
クリノリル錠50
クリノリル錠100
ゾルピデム酒石酸塩錠10mg
プラバスタチンナトリウム錠10mg
メキシレチン塩酸塩カプセル50mg

<2020年4月7日>
ATP腸溶錠20mg
オルメサルタンOD錠20mg
グリメピリド錠1mg
セファクロルカプセル250mg
セフテラムピボキシル細粒小児用10%
テオフィリン徐放錠100mg
テプレノンカプセル50mg
テプレノン細粒10%
ニコランジル錠5mg
プラバスタチンナトリウム錠5mg
プラバスタチンナトリウム錠10mg
ベタヒスチンメシル酸塩錠6mg
メキシレチン塩酸塩カプセル50mg
ランソプラゾールカプセル15mg
ランソプラゾールカプセル30mg

花粉症などの抗アレルギー薬や胃腸薬も含まれています。小児用も関係していますので、一度お薬手帳を確認されることをお勧めします。例えば、オフィリン徐放ドライシロップ小児用20%(先発 テオドールドライシロップ20% 田辺三菱製薬)などのように小児用と表記されていればわかりやすいですが、プランルカスト錠112.5mgも実は…プランルカスト錠DS10%が、オノンドライシロップ10%(小野薬品)のジェネリック医薬品として、薬局では現在普通に「自主回収対象外」として処方されています。確かにDS10%は自主回収品目に入ってはいませんが、親としては同じプランルカストですから、子どもに服用させるのは避けたいのではないでしょうか…

薬は、人体に入るもので、有効成分もあれば必ず副作用も持ち合わせています。薬を逆に読めば「リスク」できるだけ「安心安全」の品質の物を選びたいですよね。医師が「ジェネリック特定指示」を出す場合と、薬局で自身で「先発かジェネリックか」を選ぶ場合があります。不安な方は、最初から「先発医薬品」をお願いしておきましょう。