A&S ママメイト優 百人百色の活きた子育て ~実は簡単だった子育ての極意~

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子育て・教育

イクメンが育たないマターナルゲートキーピング


みなさんは、この言葉をご存じですか?「マターナルゲートキーピング」
もしかしたら、知らず知らずの間に近いことをしているかもしれません?

実は、日常生活では意外と「あるある」なことなのです。

家族心理学で用いられる「マターナルゲートキーピング」とは…
「子育てや家事は母親の役割」という意識が強いママが、家事育児に参加しようとしたパパに対してゲートキーパー(門番)のように立ちふさがり、「それはダメ」「やり方が違う」とダメ出しをしてしまうこと。これは両者にとって不幸の始まりにしかなりません。また、子どもにとっても…

ゲートキーピングする側
自分の価値や存在意義を家事育児に見出したママが、自分の城(家事育児)の門番を強化して、パパを否定することで、結局自分一人で抱え込まなくてはいけなくなる

ゲートキーピングされる側
「どうせダメ出しされるだけだし」…文句を言われるからやめよう。参加しない方が安全…と、自分の立場を守るはずが、いつの間にか家庭での自分の居場所をなくしていく。

ここに、「家事育児を手伝ってくれない」と嘆くママ
「戦力にならん」と怒り奮闘のママたちの悩み解決!ヒントあり!!

イクメンを育てるには、ゲートキーピングがカギになる

忙しいママ、手伝ってくれたことにより、更に用事が増えるとイライラすることも。
でも、そこが我慢どころ。

ゲートキーピングしてしまうママは、たいていパパに任せるのはいつも安心できず、自分を時間的にも労働的にも精神的にも追い込み、抱え込んで、一人で疲れてしまいます。

子育ては、子どもの怪我や健康がかかっているから…
服のたたみ方が違う…キッチンがビチョビチョになっている…
そんな次元じゃない。一人の幼い人間の大切な命がかかっています。
だからこそ神経質になり、ゲートキーピングをしてしまう。
その結果、夫婦関係にも悪影響を及ぼす危険性が潜んでいるのです。

育児の手伝いを求めては、そのレベルに勝手にイライラ…
そう、大事なものを守るために門番を強化してしまうのです。それが、小言が多くなってしまう理由です。

また、「もともとうちの旦那は、何もしない」という方は…お母さんのように気が利いて、事前になんでもやってあげている優しい奥様ではないでしょうか?「夫が動かなくてよい、困らない」状況が出来上がっているはずです。

どちらも困りものですね。

ゲートキーピングに気を付けながら、問題のなさそうなところから適度に手伝ってもらうのが、夫婦で子育てをするポイントですね。