今日は「いつまで子どもとお風呂入る?」です。
そもそも、親子が裸で一緒にお風呂に入るのは日本の特徴。
あの宮崎駿監督の「となりのトトロ」の親子入浴シーンを見て外国の方はギョっとするのだとか。日本は湯船文化だからあまり違和感はありませんが、海外はシャワーということもあり、幼児の入浴介助も同性の親が服を着て行うのが主流です。
アメリカやヨーロッパはお風呂場はプライバシーが守られるべき場所という考えなので、親子でも一緒に入浴は非常識…外務省の海外安全HPでも「作文にお父さんとお風呂に入るのが楽しみと書いたところ、警察に通報されて父親は逮捕された」と紹介されていたりします。では、日本では?
出典 東京ガス株式会社
温泉の女湯などは、都道県によって違いはあるものの…男子混浴OKは7歳~11歳 多くは9歳までだそうです。
(国の目安が6歳に下がったため、これからは引き下げる自治体も出てきています)
詳しくは、「銭湯の混浴は何歳まで?」を参考になさってください。
ただ、男の子は女の子に比べ、小学生はまだまだあどけなく・・・一般に第二次性徴も女の子より数年遅い傾向にあります。(多くは中学生)それを考えると、公共の場でなく家庭なら…ママ息子風呂を子どもが望むのであれば、少しくらいは長くても大丈夫なんじゃないかなと個人的には思っています(笑)ちなみにパパ娘風呂卒業のタイミングは、小学3~4年頃が多いそうですよ。(第二次性徴の平均が9歳)
児童心理学の専門家は、第二次性徴が現れる時に、男女は違うものという意識を育てる必要があり、タイミングを誤ると年頃になって、異性との適切な距離を保つことができなくなる可能性があると危惧しているそうです。タイミングを外すと性的発達・性的自立が遅れ、恋愛に消極的になったりとファザコン・マザコンの極み…子どもの恋愛観に影響を与えかねず、結婚しない大人がふえるかもしれない…とのこと。これは社会問題に発展しそうですね。