前回、テレワークを実践している会社のママさんのお話をお伝えしたのですが、
「虐待相談事例4 テレワークでイライラ再び?」
今度はパパさんがテレワークになったご家庭のお話です。(2020年のお話)なるほど~こんな背景もあるのか~と考えさせられました。ママさんは専業主婦。お子様は小学生の男の子2人。
小学生ともなれば、自分達で遊んでくれます。一人っ子ではないので、兄弟で遊ぶ。最初は良いが…時間が経つと、喧嘩の嵐…でも父親はテレワーク。ママさんとしては、そこにも気を使う…
「お父さんが仕事してるから静かにしなさい!」
でも、そんなことお構い無しの2人。そこへパパさんの雷が落ちる…家の中がギクシャク、毎日窮屈に感じるそうです。更には、緊急事態宣言下でもなかったため、気分転換に子どもたちと近場ランチ~と行きたいところだけど…パパさんは外食嫌い。
外食だなんて、一緒には行ってくれない。つまりは、結局、大の大人の食事用意までもが毎食増えているわけで。
この食事の準備に追われるという悩みは、前回もありましたね。そして…外で働くことに慣れているパパさんは、始終、家で家族と過ごすことに慣れていない。仕事と言っても、実はゴロゴロしている時間も長く、子どもと遊んでくれるわけでもない…仕事をしている時間は、ピリピリしていて子どもをよせつけない。
ママさんからしたら、子どもより夫に「早く会社にいけ!」と思ったそうです。
何故なら、パパさんが短気になってきていたから。子どもたちの面倒を見るのに直面して、仕事を良いとこ取り…少しうるさければゲンコツが落ちる。蹴りが入る。このままエスカレートしないか、心配だとか。
子どもへの虐待 イライラから始まり、家庭不和の心配にも繋がるコロナ…やはり影響を甚大ですね。
今後の第4派の拡大、緊急事態宣言も再び視野に入ってきた今、自分や家族を守るためにも、アンガーマネジメントで「怒りの上手な付き合い方」を実践していただきたいなぁと思います。