内閣府の男女共同参画局によると・・・
「DVが起きている家庭では、子どもに対する暴力が同時に行われている場合がある」
これは、いったいどういうことなのでしょうか。
DV(ドメスティック・バイオレンス)と児童虐待 ―DVは子どもの心も壊すもの―| 内閣府男女共同参画局 (gender.go.jp)を参考にいくつかの類型をご紹介します。
(父→母で掲載してありますが、母→父のケースもあり得ます)
- ①子が父から直接暴力を受ける
→母と子が同時に暴力を受けている場合、母は恐怖心で、子への暴力を止められなくなる - ②子の前で暴力をふるう「面前DV」
→子の見ている前で、夫婦間で暴力をふるうことは、子への心理的虐待にあたる。 - ③子が母から虐待を受ける
→母が父から継続してDV被害を受けていると感情がなくなり、「夫に従わないといけない」と言われるがままに子を虐待してしまう - ④子が父と母双方から虐待を受ける
→③同様に、恐怖心から父に逆らえなくなり、父母ともに子を虐待してしまう。 - ⑤父が母と子の関係を壊す
→父が「お前の母親はだめな母親だ」などと母の悪口を子に言い続けることで、「じゃあ言うことを聞かなくてもいいんだ」というように、被害者を軽んじるようになり、母と子の関係が壊れる
などが掲載されています。
虐待や怒りは連鎖し、またエスカレートしてしまうものです。
早めにどこかで止めなければ、悲しい出来事に繋がってしまう可能性が高いのです。
全国共通 ♯8008(最寄りの相談機関に自動転送されます)
大阪は↓
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06-6770-7700(火~土10時~20時30分 日・祝10時~16時)
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