子どもの医療保険というと…共済を思い浮かべることが多いのではないでしょうか?
しかしこれらはたいてい、掛け捨ての医療保険ですね。共済は、1000円前後の掛け金で「怪我の通院に対して」も充実した保障があります。ただ、入院率の低い子どもは、保険料の支払いが無駄になってしまうリスクも高いですね。一方子どもが加入できる医療保険には、終身で保障を受けられるものや、使わなかった保険料が返ってくるものもあります。どれが良いのか迷いますよね…
・学資保険の医療特約を付加する
・子ども向けの共済に加入する
・親の医療保険や生命保険の家族の医療費を保証する特約を利用する
・終身保障がついた医療保険に加入する など…
まず、それらを考えるためのポイントをいくつか挙げてみましょう。
①「保険期間をどうするか?」
・自分たちの手を離れるまでの短期間
・大人になっても加入し続ける長期間
②保険料は?(保障優先か貯蓄優先か)
・子どもが大きくなっても続けたいなら、契約者を子どもに変更しても負担のない額を検討。
・毎月の掛け金を抑えて万が一に備えたいなら、掛け捨て。(解約返戻金はなし)
・貯蓄型の場合、掛け金は少し高くなりますので、家計に余裕のある方向けです。
③入院日額の設定
お住まいの自治体の助成制度を確認
④オプションをどうするのか?
・がんなどの特約や先進医療
・通院特約や損害賠償保障など
⑤加入時期
子どもは0歳の入院が多いので、入るならば0歳から
またひとつの考えとして、払い込みを終えておいて、将来子どもにプレゼントする方法もあります。
基本的に保険とは…何かあった時に、まとまったお金が必要となる場合に備えるものですので、貯金をしっかりされているご家庭では、子ども用の医療保険は必要ないかもしれません。各ご家庭の事情により異なってきますので、詳しくは専門の方にご相談くださいね。
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