無条件の触れ合い、されていますか？

こう質問をすると、「はい、スキンシップは大事にしてます」と、答えてくださる方がたくさんいらっしゃいます。

では…「スキンシップはどんな時にしますか？」

と お聞きすると「よくできたねと褒める時に頭ナデナデ」や「慰める時に肩をポンポン」などと答えてくださいます。

ここで、2つのポイントが…まずは、「無条件の触れ合い」に、当てはまらないスキンシップがあります。上に挙げた例で「よくできた時に褒める」 こと。実はこちらのように お手伝いや勉強など、何かができた時に褒めるということは、無条件ではなく「条件付きの触れ合い」と呼ばれています。もちろん言葉と行動で子どもを認めたり承認したりすることは、とても大切です。ただしもしもそれが、何かができた時だけ褒められる、また認められるという形で育つと…問題です…何故なら、できない時には認められないということになるからです。

⚪⚪点を取ったから偉かったね
お手伝いする子はいい子だね

いつも条件を付けられると、子どもは期待に沿うことを考えるようになり、親の顔色を読むようになります。

ここで大切なのは、無条件の触れ合い。子どもの存在を、良いことも悪いことも認める。そうすることによって子どもは自信を育んでいくのです。何気なくテレビを見ている時に体が触れている。膝に乗っている。またはお風呂タイムなどなど。そんな時間や触れ合いも大切なのです。

そして、2番目のポイントは…

頭ナデナデ肩ポンポンより、「抱っこギュ～」がベターだということ。
大人になっても、だれかにギュ～とされると、ホッとしませんか？
全身触れ合うように抱きしめる。親子共に、幸せホルモン「オキシトシン」です☆