今日は、誰もが知っているであろう「漢字検定」についてです。
漢字検定は、トップ5に入る受験者数を誇る検定です。
上位には、TOEICや英検が入っています。
そもそも漢字検定とは?
民間資格の教養・教育に分類される検定(資格)です。
「読み」「書き」の知識だけでなく、意味を理解して正しく使う能力が必要です。
その能力を評価する物差しの一つが、この漢字検定。
個人受験・団体受験・漢検CBT受験の3つの受験方法があります。
個人受験の場合…検定は、年に3回行われます(2月 6月 10月)
1級~10級まで全て同じ日に開催(検定時間が重ならなければ4つまで受験可)
1級 5,000円
準1級 4,500円
2級 3,500円
準2級~7級 各2,500円
8級~10級 各1,500円
受験会場は、検定1週間前に日本漢字能力検定協会から送られてくる受験票を見るまで分かりません。
申込時に受験地区は選択できても、受験会場の指定ができないのです。
「漢字検定は受験に役立つのか?」
高校受験や大学受験の時には、評価の一つにしている学校は結構あります。ですので、学生には役立つ資格と言って良いでしょう。公益財団法人 日本漢字能力検定協会によると、高校の3校に2校が漢字検定を評価・活用しているそうです。目安は3級以上となります。また、大学の2校に1校が漢字検定を評価・活用しているそうで、こちらの目安は2級・準2級となっています。
「就職に関してはどうでしょうか?」
就職となると…直接有利に働くとは言えないレベルとのこと。
(ちなみに履歴書に記載できるのは、2級以上です)
と…社会人になってから日の目を浴びる機会が少ない漢検ですが…親子コミュニケーションの一つとして、子どもの成長と共に、親も一緒に勉強し直して、一緒に受験するというのも良いかもしれませんね。