周りの方にアンケートをとってみると…(幼児期~低学年)
働いているため、「土日にしか習い事に通えないから」と週末に習い事の掛け持ちをしている方が多いよう。例えば、午前中体操教室 終わればスイミング、更に英語やピアノ…
逆に、「土日はお休みにしたいから」という理由で平日に習い事の掛け持ちをしているご家庭もあるようです。この場合は、公文と習字といったような感じ。
子どもの将来のため、あれもこれも習わせておきたい!
そう思うのは、どこのお家も同じ。そこでついつい習い事が増えてしまっていることもあるようです。我が家も習い事は常に迷います。いろいろ経験させてあげたい。刺激を…と思いますよね。
一般的には、2 3個が平均。お受験組では4つ以上が多いようです…一日での掛け持ちをしていなくても、例えば 英語 週2回 音楽教室 週1回 公文 週2回 体操1回というご家庭もありました。これだと…7日のうち、6日は習い事に時間を費やしているわけで。そう考えるとすごいですね。ここにまだタブレット式の通信教育もしているとか。
また、習い事はピアノとバレエだけだけど、そのバレエが週に5日あるというケースも…
客観的に数や曜日だけを見てみると、少し「やらせ過ぎ感」が…でもこれが現実です。
そこで、今回は「多い習い事のデメリット」について挙げてみます。
①親子のコミュニケーション時間の減少
②家庭でのゆっくりした時間が無くなる
③宿題が後回しになる
④送迎が大変
⑤習い事の待ち時間が大変
⑥睡眠時間の減少
⑦出費がかさむ
⑧幼児期に大切な遊びの時間の減少
ざっと挙げただけで、こんなイメージでしょうか…短い時間の習い事で、時間的負担が少ないのであれば、いろいろ経験するのも良いかもしれません。習い事は、近場に限ります。また出費面も「数が多いから高い」とも限りませんよね。1つでも高いものもあります。特に塾系など。そこら辺のバランスが難しいところ。睡眠時間の減少は、日中の活動において、集中力ややる気にも影響してきます。
幼児期の習い事は、とっても大切です。ですがそれ故に、置き去りにしているものがないかどうか、振り返る時間が大切かもしれませんね。
それは、今すべき習い事なのか…
小学生になってからでも良い習い事なのか…
むしろ小学校になってからの方が効率的な習い事なのか…
見極める力を試されているのかもしれません。