厚生労働省の人口動態統計速報値によると、2020年1~6月に離婚した夫婦は10万122組。
昨年同期比で1万923組減りました。
コロナ離婚増加が懸念される中、結果的には9.8%の減。コロナ拡大で休校や緊急事態宣言があったため、厚労省の担当者は「社会全体が活動を自粛しており、落ち着いてから手続きをしようと考える夫婦も多いのではないか」と推測しています。
2019年厚生労働省の人口動態統計を参考に…
全国の離婚件数を見てみると 離婚数が多い県から
1 沖縄 2 福岡 3 宮崎 4 北海道・大阪
少ない県から
1 新潟 2 富山 3 秋田 4 山形 5 石川
となりました。
意外や意外?大都会、東京は入っていないのですね。
大阪は、離婚件数が多い県の4位になっています。
背景としては、沖縄は授かり婚が多く、交際期間短く結婚するカップルの数が多いとのこと。
またそれと同時に、沖縄や大阪は失業率が高いことも原因と考えられているようです。
一方、離婚が少ない県は、雪が降る(特に新潟・山形は豪雪地帯)ところが上位を占め、厳しい環境の中で除雪作業を含め、家族の絆が強くないと生活できないからだと推測されています。また、県内の人口が少なく、出会いも少ないため浮気の相対数が少ない。それが影響しているのでは?という意見もありました。
□離婚件数を、子どもの数で見てみると…(2018年)
1人(46.2%) 2人(37.9%) 3人(12.6%)
□年齢別にみると…(2018年参考)
男性 1 30~34歳 2 35~39歳 3 25~29歳
女性 1 30~34歳 2 25~29歳 3 35~39歳
男性女性共に、30~34歳がトップとなりました。
□結婚してから何年で離婚したか?同居期間(2018年参考)
1 5~10年(19.6%) 2 10~15年(13.2%) 3 15~20年(10.8%)
結婚して間もない1~2年は5位(7.0%)となっています。
ちなみに…「妻が離婚を考える夫の年収&職業は?」
リスクモンスター株式会社の調査報告「離婚したくなる亭主の仕事」(2018年5月公開)によると、
・年収400万円未満の低所得層
・年収1500万円以上の高所得層
の家庭に多かったそうです。
「業種別、離婚意識調査」では、
農業・建設業・食品製造業・不動産業・飲食店・宿泊業・医療・福祉
お金に関しては、有り過ぎても 無さ過ぎても…という結果になりました。
脳科学者が語る「幸福度のピークは660万円」という記事もありましたね。
参考記事としてコチラに載せておきます。