<離婚を考えている多くのママが気にしていること>
・周りからの目や体裁
・金銭的に子どもを養っていけるか
・子どもからパパを取り上げるのは、ダメなことではないか
この3つが必ず入ってきます。離婚と言えば、結婚よりも神経を使い大変なことです。
慰謝料・養育費・面会の取り決めや、今後住む場所、子どもの安全の確保など整理すべきことが山ほどあります。離婚後は、女性側は免許証・保険証や銀行・保険・クレジットなどの住所変更や、子どもを自分の戸籍に入れる手続きだけでもややこしいですね。
このように離婚と言えば、デメリットを考えてしまうことが多いですよね。
ですが、離婚を決めて、逆に輝いている女性が多いのも事実です。
「あの人綺麗になったね」…実は離婚して吹っ切れていた!なんてことが…
今日は、離婚を進めるわけではありませんが、シンママ先輩の声をお届けします。
Aさんは、現在幼稚園児のママです。離婚はお子様が幼稚園に入る半年前。
お子様はパパが大好き。親の都合で、パパのいない子にすることに抵抗があったそうです。
悩んで…悩んで、心療内科や婦人科に通う日々。考えた期間は、1年に及んだそうです。
そんなAさんの現在の声です…
体調もすこぶる快調。以前は精神的余裕もなく、子どもにきつく当たる自分が居ました。可愛い子どもに対して、声を荒げてしまって後から後悔。「本末転倒」で自己嫌悪になっていました。こんな自分だから、結婚生活がうまくいかない。こんな自分だから「良いママになれない」それでも、子どもと離れる生活は考えられなかった。金銭的な心配も大きかったし、自信もなかった。でも、国や自治体にはいろいろな制度があり、さすがに裕福とは言えませんが、精神的にも楽になり、穏やかな毎日に幸せを感じています。子どもにも笑顔で接することができ、私と子ども時間軸中心の生活をしてあげられる。毎日のことでは、子どもも自分でできることが少しずつ増えてきてくれた中、大人男性の食事用意や大きな洗濯物がなくなり、家事労働も楽になっています。夫婦のギスギスした雰囲気を見せることもパパの醜態を見せることもなくなり、子どもはノビノビしています。子どもがパパとお話できる状態を作ってあげていれば、単身赴任家庭とそんなに変わらないかも?とさえ思っています。私は離婚して正解だったと思っています。
あくまで、Aさん個人の意見ではありますが、ご紹介させていただきました。
シングルマザーは確かに、時間的・経済的・体力的に大変なことも多い。一方、夫婦不和を見せ続ける家庭環境は子どもにとって良いとは言えません。人格形成や脳にも影響があると言われています。「どちらが、本当に子どものためになるのか?」離婚には、それなりの覚悟が必要にはなりますが、「離婚はダメなもの」と決めつけない見方をしてみるのも良いかもしれませんよ。