A&S ママメイト優 百人百色の活きた子育て ~実は簡単だった子育ての極意~

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子育て・教育

芸能界を目指す子どもの夢をつぶした 指導者の一言


今日は、劇団に所属するお子様のお話です。憧れの芸能界を目指し、日々頑張っています。
カラータイプ~読み解くお子様の習い事選び。

お子様は堅実(青)×協調タイプ(ピンク)さんです。
<堅実要素が一番垣間見える点>
いろいろなドラマを研究し、映画もチェック。劇団内でも、演技に関する勉強は人一倍頑張っています。

<協調要素が一番垣間見える点>
今一番好きな女優さんは、北川景子さん。と…BTS。出演作品はほぼチェックし、ポスターやグッズを集めています。

劇団に所属…ということですから目指すは女優さんなわけです。先生から稽古中に言われる言葉。それは

「頭で考えるな!心で芝居をしろ!」「なんで感じないんだ!」「バァっと溢れてくる思いがあるだろう」

これ…堅実さんには通用しません…毎度言われ…お子様は完全に自信を失ったと言います。「なんで感じない?」「お前は失格だ!」「人間の心が無いのか」そう言われたような思いだったそうです。「自分には情が無いのか」「自分は人の気持ちがわわからない人間なのか」と自己嫌悪に陥った状態になってしまったそう。

芸能界は、感受性が強く、発想力もあり、柔軟。「神がおりて来た!」というようなタイプの方に合っている場所です。堅実さんからは正直少しかけ離れていることも…「台本を受け取った瞬時に役柄がスーッと入りこむ」なんてことは、あり得ないのです。 そう、感覚で物事をとらえたり、表現するのは苦手。努力で乗り越えるタイプ。


指導者は、正に創造タイプさんの声掛けをしています。お子様も創造タイプなら、勝手に肌で感じて、感性豊かに表現できる。指導者の抽象的なアドバイスも理解できます。
が…堅実さんは「心で感じているつもり…」「心で感じるって何を?」「バァっとってどんな風に?」となるわけです。何事も一つずつ経験し、理解し、納得できないと前に進めないのが堅実さん。
最初は一つ一つ「こんな時はどんなシチュエーションだと思う?」「その時、なんて言うかな?」「どんな気持ちかな?」と掘り下げてあげないと、なかなか掴めないのです。そこで「なるほど~」と思えたら、堅実要素で集めた自分の引き出しから、力を発揮するわけです。


今回の話は、演劇にだけ言えることではありません。例えば「自由にイメージしたものを描いてみて~」というような絵画教室もどちらかと言えば苦手です。「草原を駆け抜けるように演奏するよ」と言われる音楽教室も…「今日は○○を描いてみよう」「手を左右に滑らせるように動かしながら、優しくタッチするよ」と言われる方が、遥かにわかりやすいのです。
また、創造タイプの指導者が堅実タイプのお子様に勉強を教える時にも同じことが言えるのです。「これ、ヒラメキよ!インスピレーション!」とか言われると、もうチンプンカンプン(笑)

タイプによって、先生との相性もあるし、向き不向きの習い事もあるし、やはり奥が深いですね。

色彩心理をベースにタイプ分けをするカラータイプ。カラータイプでお子様のタイプがわかれば、モチベーションを上げる声掛けや成績の上げ方、親子コミュニケーションの取り方が一目瞭然。今、人気のツールです。詳しくは、カラータイプ別の「ほめ方叱り方講座」「頭の良い子に育つ勉強法」ページをご覧ください。

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